こんにちは。はつき心療クリニックスタッフです!
今日は、私が若かりし頃、自分の失恋の原因はなんだったのか反省するために出かけた
「篠栗四国八十八ヵ所霊場」の旅についてご紹介したいと思います(笑)
お遍路といえば徳島、高知、愛媛、香川の4県にある四国霊場を八十八ヶ所巡るものが有名ですが、
福岡の都市圏である粕屋郡篠栗町にも篠栗四国八十八ヶ所といわれるお遍路スポットがあります!
私は仕事が休みの日に何回かに分けて、電車で篠栗駅や城戸南蔵院前駅まで向かい、
歩いて八十八ヵ所の札所を回りました。
福岡から四国まで行くのは時間がかかりますが、篠栗なら気軽に行くことができますし、
何より山々の自然が美しく、歩いているだけでとても気持ちが穏やかになりました。
金剛杖、菅笠、白衣などの服装で臨むのが正式なやり方かと思いますが、
私は登山をするときのような格好で行きました。
道中に出会ったほかのお遍路さんも、動きやすい服装の方が結構いらっしゃった印象です。
地図、納札、ろうそく、線香、賽銭、御朱印長などの持ち物が入ったリュックを背負い、
全長約50kmの道のりを次のふだ札所を目指して一人歩き続けました。
そして札所に着いたら納札を納め、ろうそく、線香、お賽銭を供えて読経する・・・を88回繰り返しました。
普段ならgooglemapで目的地までの道案内をしてもらいますが、
お遍路では紙の地図と、道中にある「へんろ道」の案内標識が頼りです。
こんな経験もなかなかないので、冒険しているような気持ちでわくわくしました。
初めの方は失恋の痛手を引きずっていたので、終始うつむき加減でしたが、
最後の方は元気になって、鼻歌を唄いながら周囲の景色を眺める余裕がでてきたのを覚えています。
(ちなみに季節が春だったこともあり、スピッツの「春の歌」をエンドレスで歌っていました。笑)
そしてついに八十八ヵ所打ち納めた瞬間は、久しぶりに味わう達成感に大感動しました!!
篠栗四国八十八ヵ所霊場の旅は、心に残る良い小旅行でした。
2021-01-21 17:24:15
旅の思い出