こんにちは!はつき心療クリニックスタッフです。
アビスパ福岡は史上最強に絶好調で、現在5連勝で5位に浮上しています!
6位に鹿島アントラーズ様、7位にヴィッセル神戸様、8位に浦和レッズ様・・・と考えると事の重大さに震えが止まりません!
そんな好調のアビスパを支えてくれている選手の一人が、エミルサロモンソン選手です^^
アビスパ福岡で2年目を迎えた元スウェーデン代表エミルサロモンソン選手が、母国メディアに日本での様子を語っていたインタビュー記事がこちら↓に公開されています。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=91267
この記事を読んでいくつか考えさせられたことがありました。
一つ目は、外国語学習の意味についてです。
私自身はあまり言語学習が得意でも好きでもないので、「今の仕事で外国語使うことも多分そんなにないし、google翻訳もあるし、もう勉強しなくてもいいかな」と自分に言い訳をして最近は勉強をさぼっていました。
しかし、サロモンソン選手の記事を読んで、やはり一生語学はやり続ける意味があるのではないかと思うようになりました。
自分が外国で仕事をすると考えたときに、雑談できる人が居たらどれだけ心強いかは言うまでもなく、今後職場に外国語を母語とする同僚やお客様が来られた時に、少しでも「こいつがいてほっとしたな」と思ってもらえる人でいたいものです。
また、「幸いなことに、僕には通訳がいた。僕たちは親しくなって、一緒に東京に行ったこともあった。だけど彼が不在の時は本当に独りだった。」
とサロモンソン選手は語っています。
サッカーの世界に限ったことではないと思いますが、通訳というのはやはり単に言葉を訳するだけではできない仕事だなと感じました。
通訳の世界で長く仕事をしている人は皆、担当した選手やその家族に愛され、プライベートでも兄弟のように仲良くなっていました。
さらに、担当選手とは関係ない日本人の同僚からも飲み会に引っ張りだこで大人気!という、スーパー魅力的な人ばかりでした。
単に外国語を話せる人はたくさんいるかもしれませんが、人間的に魅力があるから選手と本当の友人となり、信頼してなんでも話せる「通訳」になれるんだと感じます。
そう考えると、自分がプロの通訳になることはないとしても、単に外国語が話せるだけでは意味がなく、「この人と話したい」と思ってもらえる人になっていかなければと、月並みなことですが改めて考えさせられました。
もう一つは、日本での生活で感じたことを「みんなミスをしたくないんだと思う。間違いを犯すのをいつも怖がっている。そういった特徴が社会システム全体に影響を及ぼしているね」と言葉は、まさにその通りだと感じました。
私自身も典型的にそういう日本人です。
ミスをしないよう、怒られないよう、嫌われないよう、びくびくしながら生きています。
スペインに居た時、空港に向かう長距離バスの運転手が急に「眠たくなったから今から俺は寝ます!急いでる人は降りて別の交通機関で行ってくれ」と言ってそのまま運転席で寝始めました。
乗客はみんな「まじかよ~」みたいな反応でしたが、仕方ないなと言って降りていく人や、運転手が起きるのを待って一緒に寝ている人などがいて、日本ではニュースになるレベルのことがスペインでは普通なんだなと思いました。
ちなみに私は飛行機の時間に遅れては困るということでバスから降りていると、「乗り換えるなら一緒行こうか」ということで仲良くなったスペイン人のカップルと地図を見ながら頑張って電車に乗り換え、わーわー言いながら楽しく道中を過ごし、無事空港に着きました。
同じ境遇を乗り越えた戦友のような気持ちになり、別れ際にみんなでハグして連絡先を交換した時、「友達ができてよかった、怪我の功名ということでヨシ!」という気持ちになりました。
スペインのいい加減さは度を越えていることもありますが、「まぁいいか」、「人間だもの」といった許す空気みたいなものを国民みんなが醸し出しているのは見習いたいと感じます。
そういう個々人の寛容な気持ちが、日本の謎の非効率的なシステムや生きづらさなどが軽減されていく一助となるのかなと考えました。
色んな気付きをくれたサロモンソン選手の記事、よかったらぜひ読んでみてください^^
そして、ぜひベススタのピッチで活躍するサロモンソン選手に注目してみてください!!
2021-05-19 12:19:48
アビスパ福岡
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